親になるということは、大きな喜びでもあると同時に大きな不安でもあるのです。この本では、シンプルな絵とことばで、その全てが見事に表現されています。 今親である人、これから親になる人、そして、旅立つ子ども(娘)を前にしている人、そんな方にぜひ読んでいただきたい絵本です。
お正月の鏡餅。今は床の間に飾られておりますが、いずれは食べられてしまう身。そこでお餅は逃げだした。ビロンビロンビローン。 何ともゆかいな絵とストーリー。じつにユニークな絵本です。
マーガレットはサンタクロースに憧れるていて、毎晩「本物のサンタクロースになれますように」とお祈りしています。クリスマスの前の朝、ノックの音で目が覚めドアを開けると、目の前に小さなクルミ割り人形がいてマーガレットを迎えに来たというのです。マーガレットの冒険の始まりです。
男の子が作ったゆきだるまくんがいつの間にか動き出しました。スキーをはいてさっそうと滑り出したのですが、途中でクマにぶつかり、追いかけられる羽目に…。 どこまでも逃げるゆきだるまくん、どこまでも追いかけるクマくん、いったいどこまで行くんでしょうね。 ノンストップで繰り広げられる追いかけっこに釘付けになります。
おなかをすかせたわにわにが台所にやって来ました。冷蔵庫を開けると、おいしそうな肉。さっそくお料理です。じゅうじゅう焼けた肉をいただきま〜す。 がふっがふっむちゃむちゃ、なんともおいしそうに食べるわにわに。食後の満足げな顔ったらありません。思わず食欲をそそられる絵本です。
おじいさんは、紙芝居屋さんでした。 久しぶりに山を下りて、町へと出かけ子どもたちのためにひと仕事しようと思いました。ところが、町はすっかり当時の面影はなく、子どもの姿もありません。 それでも、おじいさんは拍子木を鳴らし、お話を始めました。すると、どこからとも なく人びとが集まって…。
ある日、かみなりがごろごろとなったかと思うと目の前にかみなりの親子が! 「いいからいいから、せっかくいらっしゃったんだから、ゆっくりしていってください」なんておじいちゃんは言ってるけど、かみなりの親子は落ち着かない様子。 二人が帰ったあと、おなかを見ると、おへそがない!おおあわてのぼくにおじいちゃんは「いいからいいから」 だって。のんびりしたおじいちゃんが魅力的です。
真夏のオオクヌギスタジアムでは、クワガタムシとカブトムシによる恒例の昆虫プロレス、通称むしプロが今まさに始まろうとしています。 コーカサスオオカブトやミヤマクワガタなど力自慢のカブト、クワガタが次々登場! 果たして迫力満点の勝負の行方はいかに…。プロレスの実況のように臨場感たっぷりに読める絵本です。
ひとりでお風呂に入るのは何となくこわい。なんか変なものが出てきそう。 こわごわドアを開けてみると、ほら!思った通り。赤いネクタイの男の人が湯船に!「あなたの予定は40分です」。謎のことばを残し、男の人は消えたけど…。次つぎ起こる不思議なこと。いったいどうなってるの?
ぼくが小さかった頃、心配なことや怖いことがあると、おじいちゃんがいつも言ってくれた。「だいじょうぶだいじょうぶ」って。 そのことばに、ぼくはとっても勇気づけられたんだ。そして今は…。おじいちゃんと孫の暖かな心の交流を描いた絵本が大型版で登場しました。
森はすっかり冬です。外で遊べない日ひろこさんは森の友だちに手紙を書くことにしました。始めはリスへ、それからトカゲにウサギ。 その手紙をひろこさんは森の大きなもみの木につるしました。森の友だちは手紙を読んでくれるかな? ちょっぴり心配なひろこさんの元に、ある日森の友だちからすてきな贈り物が届きました。
ろくちゃんはいつも元気な男の子。お家は商店街のパンやさんです。おかあさんのお手伝いで買い物に行ったり、お店番をしたりと大忙しのろくちゃん。いろいろと失敗もして、商店街の人たちに怒られたり、助けられたり・・・。下町のユーモアと人情にあふれたお話です。
ある日木から落ちたまっ赤なりんご。ころころと地面を転がります。プランコに乗ったり、穴に落ちたり。そして着いたところは?「りんごりんご」と同じことばがくり返し出てきますが、声に出していると心地よく響いてきて不思議に楽しい気分になれますよ。
あまりにも有名なジョン・レノンの曲イマジン。直訳すると日本語で26行の詞を訳者がイメージをふくらませ270行の詩にしました。 読んでいると自分の中でもイメージがふくらみ、平和、命の大切さ、戦争のおろかさを改めて考えさせられます。
しろねこしろちゃんは真っ白なねこ。でもお母さんも兄弟もみんなまっ黒。だからしろちゃんは自分だけ白くていやだなって思ってたのです。 そんなある日、しろちゃんたちのお父さんが帰ってくることに…。さて、どんなお父さんだったんでしょうね?
しんたとちょうたは江戸の新米かごやです。 親方に送られて、はりきって初仕事。すると「かごやさ〜ん」と声がかかりました。おや、さっそくお客さんです。 でも、声はすれども姿は見えず。なんだか妖しいお客さんのようですが、二人は大丈夫?
白駒山の仙人の弟子となり、様々な修行の果てに人間に化ける術を覚えた狐、白狐魔丸の物語第4弾がついに登場しました。 今度の舞台は戦国時代。織田信長が大活躍する時代とあって、岐阜の地名がたくさん出てきます。もちろん岐阜城も登場。歴史好きにはたまらない一冊です。
一つ目、ろくろ首、大入道などのお化けたちがそろって海水浴。夕方には鬼ヶ島の鬼たちもやって来て大宴会。 どっさり採れた魚貝類のさしみに浜焼き、浜なべと超豪華メニュー。ああ、うらやましい!
正義の味方「かぶたむし」と「くわがたうし」がみんなの幸せのためにがんばる、かわいくて超ゆかいなお話。 ところで、この二人の正体は?
ある土曜日の朝、突然雨が降り出した。ニワトリが鳴き出し、それを聞いたネコがフーッとうなり、犬はネコに吠え、赤ちゃんは泣き出し…。 そのうちくだもの屋さんや警官までが巻きこまれ、雨が降り出したことで町は大騒ぎになってしまいました。 でもとつぜん雨があがって空に虹がかかると…。『だめよ、デイビッド!』で大人気の作者の雨の絵本。
「かえるが…」次のページをたてにめくると、「ぴょーん」と思い切りジャンプしたカエルの絵が。 お次は「こねこが…」そしてやはり思い切りジャンプしたネコの絵。次つぎいろんな生き物が、ぴょーん!。 見ているとこちらもジャンプしたくなります。思い切り手足伸ばして青空に向かって、ぴょーん!
汽車がやってきます。「のせてくださーい」。乗り込んだのは哺乳瓶。汽車は進みます。「のせてくださーい」。 今度はコップとスプーン。そしてお次は? 次つぎ汽車に乗り込むのは赤ちゃんに馴染みのものばかり。 いったいどこへ行くのかな?
昨年出版された1200冊の新刊絵本のなかから、116名の絵本通がそれぞれお気に入りを6冊ずつ選ぶという形をとった新刊のガイドブック。 今年で3年目となる企画で、今号では三四郎店長が、アンケートだけでなく、ちゃっかりエッセイまで執筆。ということで、みなさん、ぜひお買い求めください。
ある日ねこが、一匹の大きな魚を釣りました。さっそく頭からがぶり!といこうと思ったら、なんと反対にねこが魚に食べられてしまったのでした。 そんな〜。魚のくせにねこを食べるなんて。でも君だってぼくを食べようとしたじゃないか! 怒った魚は海に飛び込みました。さあ、これからねこと魚はどうなるのかな?
ひよこが迷子になってます。「どこどこ?」。母さんどりを探しています。「ここここ」。 母さん現る。でもまたすぐに見えなくなってまたまたひよこは「どこどこ?」。そして見つけたのは…。 これもことばを楽しむ絵本ですね。
表紙にあるのは、くぐるとなぜか別のものに変身してしまうふしぎなトンネル。 たとえば、ボタンはたんぼに、かっぱは馬に、時計は毛糸に、ってな具合い。 なんでかって? それは声に出してみればわかりますよ。ボタンボタンボタン…ってね!
男の子はとっても犬を飼いたかったのですが、お母さんにいくら頼んでも「だめ」と言われてしまいました。 そこで、「じゃあドラゴンは?」って聞いたら「見つかったらいいわよ」だって。そしたらね…。 ユーモアたっぷりの親子の会話が楽しい絵本です。
朝です。おんどりはいつものように張りきって鳴こうと息を吸い込みました。 ところが、あれ? 鳴き方が思い出せない!コッケモーモー? コッケブーブー? コッケガーガー? みんなにバカにされたり、心配されたり…。でも、…。
時は昭和30年。まだ日本中が貧しかった頃。けれども自然とのつながり、家族の絆は強く、それ故に精神的な豊かさは今よりはあったのでは…。 そんな時代に暮らす9歳の新子の日常を鮮やかに描きだしています。 子ども時代を十分に楽しむ主人公の姿に感動です。
お待たせしました。バムケロシリーズで大人気の島田ゆかさんの新作登場です! 今度は犬の兄弟が主人公。バムケロシリーズのように隠し絵、隠れキャラもたっぷりありますよ。じっくり眺めて探してみてね。
あるところにとってもくいしんぼうなうさぎがいました。 食べ物のあるところならどこへでも行って食べていたのですが、そのうちどんどん体が大きくなって地面に埋まってしまい…。なんともユーモラスなお話です。
真夜中、がいこつが目を覚ますと、なんとしゃっくりが出ているではありませんか! シャワーを浴びるときも,歯を磨くときも止まりません。息を止めてみても、逆立ちして水を飲んでも止まりません。さあどうしましょう…。
寒くなり山の動物も冬ごもり。キツネとオオカミはしばらく会えなくなる友だちにお別れのあいさつをします。 でもヘビにはなんとなくあいさつしそびれてしまい、キツネは冬じゅうそのことが気になっていました。 そして春、キツネはヘビのところへ出かけて…。人気シリーズの最新作です。
エイジは17歳の高校生。自由奔放に生きる母とわがままな異父兄弟の弟に翻弄されつつも、まじめに正しく生きていたのでした。 しかし、母が海外へ長期出張中に弟が病気に。その時手伝いを頼んだ杉尾さんという男性に出会ってからどうもペースが狂い始めるのでした。 かなり深刻な内容。でもユーモアたっぷりの描き方で楽しめる一冊です。
いぬのムーバウはある日いつもと違うところでお茶を飲みたい気分になりました。そうだ、引っ越しをしよう。というわけでさっそく不動産屋さんへ。 ところがその不動産屋さんが案内するのは、犬小屋だったり、船だったり、野球場だったり、変なとこばかり。なんかちがうんだな〜。そして最後にやってきたのは…。
ロンパーちゃんは町へ買い物に行ったとき黄色い風船をもらって大喜び。空に飛んで行かないように気をつけて家に帰ってきました。 大好きな風船とお庭で遊んでいたその時、ビュウっと強い風が吹き、風船は飛ばされ木の枝に引っかかってしまったのでした。 ロンパーちゃんはすっかり悲しくなってしまいます。『よるくま』でおなじみになった作者の最新作です。
男の子を授かったもののいい名前が浮かばず、和尚さんにめでたい名前をいろいろ教えてもらいました。 でもひとつに決めかねた両親、とうとうそれら全部を並べてとんでもなく長い名前に…。 川端誠さんによるこの落語絵本シリーズは他にも『まんじゅうこわい』『はつてんじん』など、現在6巻出ています。
男の子がゴーグルをはめて自転車で疾走していくと、とんでもない光景の中に飛び込んでいきます。 でっかい道、でっかい木、何でもかんでも信じられないほど大きくて、超ド迫力。 ふしぎな地図の中での出来事なんでしょうか? もちろん信じなくてもいいんです。
昔むかし、てんぐは山の神様でした。村人たちは困ったことがあるとてんぐの所へ行ってお供えをしてお願いをしていました。 ところが、ある年に隣り山に新しくお宮ができ、てんぐの所には誰も来なくなってしまいました。 お供えが来なくなり困り果てたてんぐは町へ降りて働くことにしたのですが…。
ゲドは故郷の島ゴントに戻り、畑仕事などをしながらひっそりと暮らしていました。 ある日、ハンノキという男が訪ねて来て、毎晩夢に死んだ妻が現れることに苦しんでいると打ち明けます。 男はロークの魔法学院の長たちに言われて、はるばるゲドの元へ助けを求めてやって来たのでした。 すっかり魔法の力を失い、穏やかに過ごしていたゲドの周りで、またザワザワと何かが動き始めていました。 最後の書と言われた4巻から10年、待望の最新作の誕生です。
物語の舞台はイングランド中部、ダービシャーの農場。両親と兄姉、妹に囲まれ暮らす16歳のジーニー。 永遠に変わらないと思っていた彼女の暮らしにも少しずつ変化の兆しが…。 そんななか、ジーニーそして家族の一人ひとりが、改めて自分のこと家族のことを見つめ直していきます。 一度はバラバラになりかけた心をまたひとつにしていく家族の姿を爽やかに描いた秀作。
今日はデパートでお買い物。さあエレベーターに乗って、「うえへまいりまぁす」。 着いたところは婦人服売場。お母さんは水着を買いました。でもね、このお母さんたら水着を着たままエレベーターに乗っちゃうんですよ。 次は紳士服売場。